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「色鮮やかなタンジェントアーク/巻雲・巻層雲の二重雲」 (桑名市) |
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南岸に接近してきた前線(低気圧にかわるみこみ)の影響で、午後から上層の巻雲や巻層雲が 広がる空。 お約束の22°ハロのあと、淡い幻日の後に色鮮やかな上部タンジェントアーク! 太陽高度が13°と低く、こんなときにタンジェントアークはV字型のカーブを描く形になります。 これだけ鮮やかで曲率が大きいと、環天頂アークと見間違える人もいるかもしれませんが、太陽の 上部22°に現れています。(環天頂アークは太陽の上部44°) 日没が近づくと、少し低めの高度の巻層雲や巻雲がシルエットになりはじめ、その上の巻雲や 巻層雲がまだ明るく輝いていました、こうした二重雲は日没の頃の太陽光線によって顕著にわかる ようになります。 |
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13:29 22°ハロ | 15:36 とても淡い 幻日 |
15:44 色鮮やかな上部タンジェントアーク 太陽高度は13° |
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巻雲の鉤状雲 | 16:40 西 16mm超広角 |
天頂付近の巻雲 | 16:41 巻雲・巻層雲 の二重雲 |
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地上(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成) | ||||