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2014年 1月14日 (火)

「色鮮やかなタンジェントアーク/巻雲・巻層雲の二重雲」 (桑名市)

 
      南岸に接近してきた前線(低気圧にかわるみこみ)の影響で、午後から上層の巻雲や巻層雲が
     広がる空。
      お約束の22°ハロのあと、淡い幻日の後に色鮮やかな上部タンジェントアーク!
      太陽高度が13°と低く、こんなときにタンジェントアークはV字型のカーブを描く形になります。
     これだけ鮮やかで曲率が大きいと、環天頂アークと見間違える人もいるかもしれませんが、太陽の
     上部22°に現れています。(環天頂アークは太陽の上部44°)
      日没が近づくと、少し低めの高度の巻層雲や巻雲がシルエットになりはじめ、その上の巻雲や
     巻層雲がまだ明るく輝いていました、こうした二重雲は日没の頃の太陽光線によって顕著にわかる
      ようになります。
     
    
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13:29 22°ハロ 15:36 とても淡い
幻日
15:44 色鮮やかな上部タンジェントアーク
太陽高度は13°
巻雲の鉤状雲 16:40 西 
16mm超広角
天頂付近の巻雲 16:41 巻雲・巻層雲
の二重雲
地上(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)
 

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