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「雪結晶/飛沫氷/猿の温泉/月光柱」 (桑名市) |
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昨夜は晴れたために睡眠十分! 地獄谷にある猿の温泉を見に行きました。気持ちよさそうなようすに、 いっしょにお湯につかりたくなります。 ここでは温泉水を噴き上げさせており、その飛沫(しぶき)が植物の茎や小石に付着して、写真のように とてもおもしろい造形を作り出しています。同じものは渓流の小さな滝の部分にもできていました。 その後、晴天の雪景色を堪能して、夕方から降るはずの雪を待つのみ。しかし、なかなか降り始めず、 深夜近くになってようやく本格的な降雪。本格的に雪結晶を観察するのは初めてで、最初は顕微鏡の視野に 広がる結晶の輝きに大感動! そして、明け方まで次々と撮影にもチャレンジしました。 水滴の付着したものを避けてスライドガラスにピックアップし、すばやく撮影するのがポイントですが、たくさん の課題がわかりました。 @ ピックアップしやすい道具の工夫 A 良質な結晶をすばやく見つける観察眼 B 顕微鏡のライティングの工夫 (これがいちばん大きな課題。透過光と落斜光、フィルターなど)) C より低倍率な対物レンズ(今回は4×を使用) 今回は、やや本格的な生物顕微鏡と安価な実体顕微鏡の2台を併用したのですが、軍配は生物顕微鏡。 下からの照射光を調整できたことと、背景の光にムラのないことがよかったといえます。一方で、シャーレで いい結晶を探す場合には実体顕微鏡。 より良質な雪が降ったときにそなえて、これらのポイントをクリアできる システムを考えていく必要があります。。 |
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大きな霜柱 | ||||
地獄谷温泉 | ||||
しぶき氷 | ||||
しぶき氷の氷玉 | ||||
ウサギ足跡 | ||||
雪結晶 ↓ |
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月光柱 | ||||
地上(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成) | ||||