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2016年 8月25日 (木)
 

「金剛山地〜和泉山脈の遠雷」 (桑名市)

 
      三重県北部という地域は、西方に屏風のようにそびえる鈴鹿山脈を背負っています。今日の夕刻に
     西方に見られた2つの地域の積乱雲は、鈴鹿山脈のはるかかなた、兵庫県のものと大阪・奈良県境の
     金剛山地付近のものです。(可視画像および中部電力雷情報ホームページの発雷マップから推定)
     兵庫県の積乱雲からは、太陽光がさえぎられて、薄明光線と反薄明光線が届いているのが見られました。
      暗くなってからは、金剛山地の積乱雲に雷が見られました。桑名から濃尾平野周辺の山地にこうした
     雷がよく見られますが、伊賀盆地や奈良盆地の周辺の山系にはふだん雲が沸いているので、この方向に
     これほど遠方の雷がみられるというのは珍しいことでした。
     
    
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17:45 西
ベール雲
18:19 南西
積乱雲
18:25 西
薄明光線
18:31 東
反薄明光線
18:38 西
積乱雲
兵庫県の積乱雲
18:38 南西
積乱雲
19:07 南西
積乱雲に雷
大阪・奈良・和歌山の
県境付近
20:22
さそり座頭部
可視画像19時(高知大学気象情報頁より)
地上(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)
 

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