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2017年 3月20日 (月)

「南岸低気圧の接近を告げる 22°ハロ」 (桑名市)

 
      南岸低気圧が発生し、接近中。その前面の巻層雲が三重県にかかってきました。
      この巻層雲に、ややタンジェントアーク気味の22°ハロが出現。
      春らしい空になってきたようです。
      22°ハロは太陽から半径22°にあらわれる円形の光学現象で、タンジェントアークや幻日も
     太陽から22°に現れます。2つの写真は、カメラレンズの焦点距離を20mmと18mmで撮影した
     もの。22°の現象を捉えるのに適した焦点距離として紹介しました。
      また、こうしたハロを見せる巻層雲は、引き続いてやってくる温帯的圧の前兆として見ることが
     できるもので、夜には厚い高層雲に変わってきました。もうすぐ雨になりそうです。
     
    
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13:09
22°ハロ 20mm
13:20 18mm
地上(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)
 

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