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2017年 3月21日 (火)

「つるし雲がいっぱい」 (津市)

 
     発達した南岸低気圧が通過し、雨があがるとともに、おびただしい数のつるし雲が空に
    ぶらさがりました。「ぶらさがる」というのは比喩的な表現ですが、気流が流れているのに
    同じ場所に見え続けるレンズ雲で、まるでちょうちんをつるしてあるかのようなようすから
    「つるし雲」と呼ばれます。富士山の周辺にできるものが有名ですが、伊勢平野では、
    低気圧通過後に鈴鹿山脈の風下に生じることが多い、という特徴があります。
     絵画にもよく登場し、それは長時間同じように見え続けるからかもしれないのですが、
    造形的にもっとも美しいタイプの雲だからかもしれませんね。
     
    
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桑名市 昼
乱層雲
16:06 津市 東
雨上がり
16:30 北
つるし雲
17:10
17:17 17:18 17:19 東北東
北東 南東 18:03 北
地上(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)
 

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