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「コペルニクスの朝−月齢9.9−」 (桑名市) |
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月の自転周期と公転周期が一致するため、月はいつも同じ面を地球に 向けています。月の裏側には、黒くて平坦な「海」と呼ばれる地形はまったく 存在せず、表側だけに、いわゆる「ウサギの餅つき」の模様として見られて います。 上弦を過ぎて、雨の海が夜明けを迎え、美しい月の海が大きく見え始めました。 海には、比較的新しいクレーターが少数見られ、これらは風化が少なく、くっきり とした輪郭と海とのコントラストによってすばらしい風景を作っています。 月齢10は、クレーターの王者といっても過言でない「コペルニクス」が最も 美しい時だと思います。 明日には、嵐の大洋が見え始め、月面で最も輝度の高い「アリスタルコス」が やがて姿をあらわしてきます。 |
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18:13 月齢9.9 | ||||
地上(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成) | ||||