3月のカレンダーへ
2018年 3月13日 (火)

「宵の西空に 見ごろとなった水星」 (桑名市)

 
     太陽系の惑星で最も太陽に近い水星。金星とともに内惑星として、
    太陽からある程度の角度以上に離れて見えることがありません。
    金星の最大離角は約46°と日没後にけっこう高い高度に見られることが
    あるのに対して、水星の太陽からの最大離角は半分の約23°。
    気をつけてみていないと、なかなか見ることのできない惑星でもあります。
    水星は、3月16日に東方最大離角を迎え、今、とても見やすくなっています。
     写真は日没後、左下の明るい方が金星(−3.9等)、その右上が水星(−0.5等)
    です。明日の夕方も西空の晴れていることが期待できるので、まだ水星を見て
    いないかたは、ぜひ、明日あたり、注目してみてほしいと思います。
     
    
< ↓ 画像をクリックして拡大 ↓ >
いなべ市 17:39 
日没の残照
桑名市 18:41 西
金星(−3.9等)と
水星(−0.5等)
地上(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁速報天気図を合成)
 

翌日へ

前日へ