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2018年 8月9日 (木)

「意外な虹、意外な幻日」 (いなべ市/海津町)

 
     関東沖で動きのおそい台風13号の影響で、北西からの風。
     この風で作られる積雲たちは、まるで冬の季節風によるものの
    ようです。冬とのちがいは、日中の太陽高度が高く、積雲が強烈な
    明るさで冬とは異なる陰影をもつことです。それでも、冬の写真と
    見分けられるかというと、あやしい気もします。
     そんな朝、鈴鹿山脈にかぶさる雲から降水があって、山麓に
    虹の光の輝きを見つけました。太陽高度は39°なので、主虹の
    最上部だけが地平線すれすれに見えていたものです。
     そして、快晴の空に積雲が浮かぶ夕方、うっすらと色づいた光。
    ほんの少し、巻雲があるところにできた幻日でした。
    
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地上(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)
 

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