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「凍える空に しぶんぎ座流星群 /明けの明星・木星・細い月・アンタレス」 (桑名市) |
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未明に「しぶんぎ座流星群」の活動がありました。 流星は、太陽の周囲を公転するダスト(塵)に、毎年同じ日に 地球が接近して、ダストが地球大気と衝突し発光する現象です。 8月の「ペルセウス座流星群」、12月の「ふたご座流星群」と並んで 3大流星群に数えられるのがこの「しぶんぎ座流星群」ですが、 活動のピーク時間の短いのが特徴で、放射点の高度が上がって くる未明に活動があるかどうか、で見られる流星数が大きく変わります。 今年は、予想極大時刻が4日11時で、けっこう多くの流星が出現。 自動車の窓から顔を出して、4時〜5時の60分にざっと数えたところ、 14個のしぶんぎ群流星をかぞえました(散在流星は2個)。 写真は、北斗七星の近くにあいついで出現した2個の流星。 見かけ上、下から上に向かって流れており、経路の逆延長線の交点 が放射点(流星が飛来する方向)です。 4時30分頃からは冷え込みが強烈で、レンズの表面に霜がつく始末。 きちんとレンズの結露対策をしておくべきでした。 また、未明の東の空には西方最大離角をひかえた金星(明けの明星) がとても明るく輝き、次いで、さそり座のアンタレスと木星が並んで昇り、 さらに、地球照を伴う月齢27.5の細い月も昇ってきて・・・・ こうして1月の凍える空はひととき豪華な自然のドラマに彩られました。 |
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左:03h55m50s頃 右:03h56m20s頃 北斗七星の近くに出現した 2つのしぶんぎ群流星 Nikon Z6 24mmf/1.4(絞りf/2.2) トリミング ISO1600 8秒 (2コマを比較明合成) |
04h54m頃 かに座に出現した しぶんぎ群流星 Ai35mmf/1.4 (f/2.8)トリミング ISO1600 8秒 |
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05h43 東の空 左から、月(月齢27.5)・木星・アンタレス 上方の明るいのが金星 |
03h50m頃 北極星の上に 出現 しぶんぎ群 35mmf/1.8 (f/2.8)トリミング ISO1600 8秒 |
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地上(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁速報天気図を合成) | ||||