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2019年 8月13日 (火)
 
 

「ペルセウス座流星群」 (滋賀県多賀町)

 
     天気が心配でしたが、滋賀県側に移動して観測。
     台風の接近に伴う南東からの下層雲を鈴鹿山脈がブロックする形で、滋賀県北部は晴れ。
     ペルセウス座流星群の極大は13日の午後であり、月没が2時45分頃ということで、明け方の90分間
    にしぼって注目しました。
     約30個の流星と、流星スペクトル8個を撮影。流星痕(永続痕)も1個撮影できました。
     流星の計数観測は行わず、気楽に流星ウォッチングをして、小型(7×42)・大型(20×120)の双眼鏡
    で星雲・星団をときどき観察するというスタイル。大型双眼鏡の視野に突然、流星が飛び込んで来た
    瞬間は感動的でした。
     
     帰路は、鈴鹿山脈を滋賀県側から三重県側へ越えていきました。いつもは三重県側から見る雲も
    滋賀県側から見るととても新鮮。
     夕方には、いつものごとく、北北東の空に積乱雲。明朝も晴れていれば、流星群がまだ見えそう。
     
    
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2時26分〜3時57分
28個の流星を合成
24mmf2 ISO2000
各5秒露出
ペルセウス群流星の
スペクトル
50mmf1.4+プリズム
4時04分の流星の
永続痕
天文薄明中、
3時58分と
4時04分の流星
  ペルセウス座流星群のスペクトル    
         
         
         
         
         
5:22 藤原岳を
滋賀県側から
5:37 藤原岳を
三重県側から
桑名市 18:37 西
レンズ雲
19:14 北北東
積乱雲
19:20
7時 可視画像
19時 可視画像
地上(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)
 

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