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2019年 9月4日 (水)

「夕方から翌未明まで ずっと雷雨!」 (桑名市)

 
     16時30分頃に始まった雷雨が、翌未明の4時頃まで、ほとんど絶え間なく継続しました。
     幕電・雲間放電が多く、土砂降りの雨にもじゃまされて稲妻はほとんど撮影できませんでしたが、
    長時間にわたってとどろき続ける雷鳴と雷の光で多くの人々は睡眠不足になりました。
     この三重県北部の記録的な雷雨は、停滞前線(秋雨前線)に対して南から流入した暖湿気流が
    伊勢湾を経由してとぎれることなく継続したためです。前線の位置や暖湿気流の流入の仕方は
    2000年の東海豪雨のときとよく似たパターンです。
     降水は、四日市市山城で125mm/h、午前2時台に避難勧告や警戒レベル5の発表など、、河川の
    増水に伴って人的被害も出る豪雨となった三重県北部でしたが、就寝後の避難の難しさも考えさせ
    られました。
     
    
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いなべ市 17:58 18:04 桑名市 21:02 21:27
22:26 22:53 23:11 5日 3:34
地上(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)
 

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