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2019年 10月13日 (日)

「近畿地方を覆い尽くす層積雲」 (いなべ市)

 
     台風19号は三陸沖に抜けていきました。関東地方の多くの河川を氾濫させ、
    大きな被害がもたらされました。このようなスーパー台風がどのような進路を
    とるかによって被害の出る地域が変わってくるわけで、日頃、防災について
    意識を高め、行政も努力しているとはいえ、まだまだそのレベルを上げなければ
    いけない、という思いが強くなりました。
     台風通過によって、今日は北西からの強い風が吹き、鈴鹿山脈に風枕が
    生じていました。ひまわり可視画像を見ると、日本海にはすきまの多い層積雲、
    近畿地方には隙間無くまるごと近畿地方を覆うような層積雲のあったことが
    わかります。(赤外画像でほとんど目立たないので下層の雲です。)
     そして鈴鹿山脈にかぶさっていた雲は、この近畿地方を覆い尽くしていた
    層積雲の東端だったのです。
     可視画像では、三重県・滋賀県の県境がくっきりと現れていますね。
     
    
< ↓ 画像をクリックして拡大 ↓ >
いなべ市 8:45 西 12:05
桑名市 17:05 西 17:08 17:21 南西
小さなつるし雲たち
17:23
17:24 9:14 東南東 20:41 南東 高積雲 20:48 南南東
「南から高積雲」 20h56m46s〜21h26m46s 120倍速(2秒ごと60fps) 南南東
14mmf4 IS2000 WB:自然光オート PC:オート
9時 可視画像
地上(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)
 

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