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「しぐれ虹の季節」 (桑名市・いなべ市) |
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西高東低の冬型気圧配置になって、藤原岳に初冠雪が見られた朝、衛生画像では 日本海に すじ状の雲が生じています。この積雲列は、三重県北部にも生じており、 鈴鹿山脈から離れた伊勢湾上の雲は朝焼けに染まり、山麓の雲は降水雲を伴っていて、 そこに短い虹が見られました。 虹の出現は地域差が大きいと思われますが、三重県北部で10年間の統計をとると、 下のグラフで示したように、11月〜12月が最も頻度が高くなっています。 これは今朝の ような気象状況で鈴鹿山麓に降水雲があって、そこに晴れた東の空から太陽光がさしこ んでくるという、虹出現のパターンのためです。 平野部から山麓の虹を見てから、約1時間後山麓に近づいた場所に移動すると、 降水雲を見上げるかたちになって、より長い虹を見ることができました。 |
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桑名市 6:29 東南東 積雲列に朝焼け |
7:15 西 平野部から見る 短い虹 |
7:26 虹 (拡大) 200mmで撮影 |
7:26 135mmで撮影 |
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7:27 70mmで撮影 |
いなべ市 8:24 山麓で見る 長い虹 |
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三重県北部で調べた、虹の月別出現頻度(10年間の平均) | ||||
地上(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成) | ||||