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2020年 2月17日 (月)

「低気圧が去って、早朝の虹」 (桑名市)

 
     昨日の2つの低気圧が発達しながら東進。天気図で見ると、寒冷前線が
   通過した後のような西高東低の気圧配置になりました。寒気とともに流れ
   込む雲が降水をもたらしましたが、さすがにもとの気温が高く、雪ではなく、
   雨です。(藤原岳の山頂付近は雪だったようですが。)
    この結果、東の雲がないところから太陽の光が差し込むのを待っている
   と、陽が射すやいなや、1本の見事な虹が立ち上がり、すーっと半円を描き
   始めました。撮影のタイミングは逃しましたが、副虹も見えました。写真で
   虹の根元を見るとわかりますが、この虹の光っている場所はかなり近い距
   離で、通勤のためにこの雨雲の中へ入っていくと虹は見られなくなりました。
   雨は降り続いていたので陽が射しこんだ瞬間に、過剰虹がしっかりとみえる
   ような明るい虹のアーチの頂上部が輝きました。しかし、車を止める場所を
   探す、1分足らずの間に消えてしまいました。
     
寒気の流入は今夜もつづき、北陸では冬季雷が予測されています。また、
   明朝には再び降水がありそうですが、今度は気温が低くなっており、三重県
   北部の山沿いでは積雪となるかもしれません。20時になって、突風を伴うよ
   うな風が強まってきています。
     
    
< ↓ 画像をクリックして拡大 ↓ >
桑名市 7:22 西
虹 70mm
副虹も見えた
7:23 ほぼ半円の
大きな虹だった
24mm
70mm いなべ市 8:14
この1分前には
過剰虹まで見える
明るさだったが
太陽光が差し込ま
なくなって消えた。
地上(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)
 

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