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2020年 5月13日 (水)

「流れゆく積雲、とどまる つるし雲」 (いなべ市)

 
     北北西の風が強く吹きおろす鈴鹿山脈の山麓で、積雲がぐんぐんと
    形を変化させながら流れていきました。
     これらの積雲がほぼ消えた午後3時頃、青空にぽつんと残った雲は、
    対照的に、じyっと同じ場所にとどまる「つるし雲」でした。この雲は、気流が
    通過するのに、雲が生成される場所と消滅する場所が一定であるため、
    同じ場所にピン留めされたように存在し続ける雲で、山脈を超えるときの
    気流の上昇がきっかけで生まれた鉛直方向の波動により生じているもの
    です。
     
    
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13:06 変化の激しい積雲 15:25 南
同じ場所に
生じ続ける
つるし雲
15:25〜15:55 15:58〜16:28 60倍速 南
32mmf8 ISO100 WB:太陽光 PC:オート
15時 可視画像 (高知大学気象情報頁)
地上(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁速報天気図を合成)
 

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