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「10秒の幻日/日没に輝く上層雲」 (いなべ市/桑名市) |
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日本の南、北緯30°以南に梅雨前線が停滞する日が続いており、 本州での梅雨入りはまだしばらくはなさそうで、例年より遅めの梅雨入り が予想されています。 梅雨前線の北側には、下層から上層までの雲が複雑に分布しやすい ようで、これらの重なりが見えるときの青空混じりの空ははなかなか、 気持ちの良い美しさです。 夕方、そんな雲に目を向けたとき、わずか10秒間ほどの幻日が現れ ました。日常生活で見られる大気光学現象の記録を続けていますが、 こうした短時間の現象の多くは見逃しているのだろうな、と思います。 また、日没の時間は、水平に近い太陽光線によって高い空の雲が 陰り始めた下層の雲に比べて明るさが際立つようになりました。 非常事態宣言の解除で飛行機の便数が増えているのでしょうか、 飛行機雲も増え始めているように思います。 |
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いなべ市 9:40 北東 20m 積雲・巻積雲 |
12:50 西 14mm 積雲の密集状態 |
16:46 30mm 幻日 |
16:46 45mmトリミング 幻日 わずか10秒の輝き |
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桑名市 18:29 22mm 西 日没時に高い空の 雲が明るく輝く |
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地上(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁速報天気図を合成) | ||||