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「朝から多数の雄大雲」 (桑名市) |
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朝から多数の雄大雲が発生しました。 これは、東シナ海にある台風8号の縁辺流が、太平洋からの水蒸気を 含んだ南風となって吹き寄せ、山地にぶつかるところで雲を発生させた ものです。ひまわり可視画像を見ると、鈴鹿山脈・紀伊山地・中国山地・ 四国山地の南東側がこうした大きな積雲の発生場所となっていることが よくわかります。 また、この気流は、太平洋側で雲を作る凝結の際に放出された潜熱の エネルギーを含んだ状態で山地を超え、日本海で昇温をもたらすフェーン 現象を起こしました。正午の気温分布をみると、日本海側で35℃を超える 地点がいくつもあるなど、高温になっている地点が多くあります。 |
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8:21 西北西 44mm | ||||
12時の気温分布(気象庁ホームページ) | ||||
可視画像 09時(高知大学気象情報頁) | ||||
地上(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成) | ||||