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2020年 12月29日 (火)
 
 
 
 

「幻日・環天頂アーク/乳房雲の夕焼け」 (桑名市)

 
     日本海に低気圧。
     午前中は巻層雲に覆われて、22°ハロとタンジェントアークが継続する
    なかで、色鮮やかに幻日が輝き、環天頂アークも見られました。
     午後は高層雲に覆われましたが、夕方には高層雲が切れて、幻日。
     再び高層雲となった日没のあと、高層雲の雲底はおびただしい数の
    ふくらみ(乳房雲)。夕焼けに染まって、荘厳な光景となりました。

     ところで、今日の03時の地上天気図で、シベリア高気圧が1084hPaを
    記録したことが報じられました。標高の高い大陸の場所での観測値を
    標高0mでの値に補正したものなので、実際の気圧ではありませんが、
    この高気圧から吹き出す寒気の到来がすさまじいものになりそうな年末
    年始です。下のひまわり天気図(気象庁速報天気図では1060hPaの
    等圧線までが地図の範囲内になっています。)
    
< ↓ 画像をクリックして拡大 ↓ >
ハロ・幻日
タンジェントアーク
8:49
24mm
幻日(太陽の左)
8:50
70mm
幻日(太陽の右)
8:51
200mm
ハロ・幻日
タンジェントアーク
24mm
環天頂アーク
9:50
34mm
環天頂アーク
8:51
47mm
幻日(太陽の右)
15:19
70mm
尾流雲
15:53
40mm 南
高層雲
16:47(日没後)
42mm
西
高層雲に
乳房雲が
びっしり
16:48 70mm
16:50
116mm
16:51
200mm
200mm 16:56
夕焼けが消え
たのち
24mm 西
飛行機と
乳房雲
16:57 70mm
16:59
46mm
17:00
24mm 西
地上(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)
 

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