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「小雨の空つづく−山陰では線状降水帯−」 (桑名) |
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本州付近にかかり続ける梅雨前線。鳥取・島根で線状降水帯が活動し、 土砂災害。 マスコミで「線状降水帯」という用語が頻繁に使用されるようになってき ました。降水予測のマップで素人目にもわかりやすい、危険を予測できる ものとして認知されたものでしょう。以前は、降水の電波エコーとして「線状 エコー」「ラインエコー」と呼ばれて注目していたもの。積乱雲のパターンの 用語としては、「マルチセル・ストーム」です。積乱雲が卓越風に流されて 移動していくのと並行して、同じ場所で次々と新しい積乱雲が発生している システムです。 今日の山陰の線状降水帯は何度も出現して継続時間が長く、相当な 雨量をもたらしています。 前線からわずかに南に位置した三重県北部では、断続的な小雨の天気。 空が少し明るくなると高層雲の広がりが見えていました。よく似た空が続く 状況になっていますが、来週はじめに前線が衰えそうです。 |
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高層雲・層積雲 15:02 35mm 西 |
煙突からの雲 16:32 135mm 南 |
17:26 35mm 南西 |
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地上(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁速報天気図を合成) | ||||