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2021年 8月20日 (金)
 

「襲い掛かる陣風前線で突風(明和町では漏斗雲)」 (桑名市)

 
     大雨をもたらした停滞前線は消滅しましたが、日本列島の上空に寒気
   があって大気の状態は不安定。各地で積乱雲が発生。
    桑名では、昼頃に22°ハロが積雲の群れの隙間から見られました。
    15時台には、鈴鹿山脈で積乱雲が発生し、そのガストフロントが襲来!
   アーチ雲ですが、形は崩れています。近所の工事中の家の屋根材が吹っ
   飛ぶほどの突風が発生して、凄まじい驟雨がスタート! その後しばらく、
   雷鳴も聞こえました。夕方のニュースでは三重県明和町で発生した漏斗雲
   (竜巻の卵)が報じられました。
    雨の上がった日没の頃、全天が雲に覆われていましたが、西の空で
   かすかに夕焼け。南東の空に赤く淡い虹が現われました。
     
    
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22°ハロ
12:32
14mm
22°ハロ
12:38
14mm
積雲と巻雲
12:38
西
30mm
積乱雲の根元
15:18
32mm西
崩れたアーチ雲
ガストフロント
(陣風前線)
15:18
24mm南南西
崩れたアーチ雲
ガストフロント
(陣風前線)
15:26
24mm南
夕闇に赤虹
18:20
70mm
南東
かすかな夕焼け
の光で生じた
500hPa高層天気図(気象庁)
日本上空に寒気

可視画像16時(高知大学気象情報頁)
三重県北部、鈴鹿山脈に積乱雲

地上(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁速報天気図を合成)
 

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