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2021年 10月6日 (水)
 
 

「光環と飛行機雲/鈴鹿山脈にかぶさる雲 (桑名市)

 
     晴れた朝の空、同じ場所で発生し続ける、上層の薄い雲。
    (ムービーあり)。見た目は巻層雲ですが、地形性のレンズ雲で
    分類としては、巻積雲のレンズ雲になるかと思います。
     前線が東へ去ったあとなので、西風が鈴鹿山脈にぶつかって
    三重県側から見ると、山脈がふとんをかぶったような雲。この
    タイプの雲は秋から冬にかけて多くなります。
     その後、午前中にはハロのない巻層雲が広がり、太陽の光環
    が長時間継続しました。雲粒による回折が原因で生じる現象で、
    雲粒のサイズが均一だとパステルカラーのリングが同心円状に
    現われますが、今日の光環は同心円がいびつになっていることが
    多かった特徴があります。
     散策中の野鳥は、というと、2羽のカワセミが何度も現われて飛
    び回りましたが、午後にようやく小枝に止まっているのに遭遇し、
    撮影しました。カワセミの撮影は、これで4日連続になりました。
    このカワセミはオスで、くちばしの上下が両方とも黒色。ちなみに
    メスは下側のくちばしが赤色をしています。
     
    
< ↓ 画像をクリックして拡大 ↓ >
巻層雲
6:12

61mm
巻積雲のレンズ雲
6:14
南南西
24mm
鈴鹿山脈に
かぶさる雲
9:49
西
70mm
巻層雲
10:43

24mm
光環
10:57
105mm
11:38
70mm
11:40
26mm
11:47
70mm
カワセミ 15:08
2羽の♂が連れだって飛び回っていた。
そのうちの1羽が小枝に止まって休憩中。
Nikon ED500mmf4P+Zfc(トリミング)
タイムラプスムービー「巻積雲のレンズ雲」
6:57〜7:27
14mm 南
地上(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)
 

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