12月のカレンダーへ
2021年 12月30日 (木)
 

「積雲の光芒・彩雲・ずきん雲」 (桑名市)

 
 季節風が鈴鹿山脈を越えて積雲を運んできて平野部で消えてゆく風景。
この地域では冬のいちばん平凡な空ですが、そんな積雲もよく見るといろい
ろな美しい現象を伴っています。日没が近づくころ、上方に向かって放射状
に広がる「光芒」、積雲の薄い部分で雲粒が光を回折して生じるパステルカ
ラーの「彩雲」、積雲のわずかな対流が湿潤層をもちあげて生じる「ずきん雲」
や「ベール雲」。平凡な冬の日の美しい空でした。
     
    
< ↓ 画像をクリックして拡大 ↓ >
14:17
西
60mm
光芒
15:40
24mm
彩雲
16:04
300mm
ずきん雲
ベール雲

183mm
地上(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁速報天気図を合成)
 

前日へ

翌日へ