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「高積雲の巨大レンズ雲と 幻日・環天頂アーク」 (桑名市) |
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午後になって鈴鹿山脈の山麓に発生した長いつるし雲。山脈を吹き超える 気流によって山麓の風下に生じたもので、日没まで同じような場所で形状を 維持・継続しました。 この雲の雲頂部が手前(東方)に吹き流されてきた15時30分頃から16時頃、 そこに環天頂アーク・幻日・22°ハロ・タンジェントアークが現われました。 幻日は22°ハロとなめらかにつながったもので、成因となる六角板氷晶の 形状が角柱に近いものが多く分布してと考えられます。したがって、同様 の氷晶でつくられる環天頂アークはやや淡いものとなりました。 @ A B @ 幻日をつくる氷晶・・・六角形の底面を水平にした安定姿勢をとる。 A 22°ハロをつくる氷晶・・・安定姿勢がランダムとなる。 B ハロにつながる長い幻日をつくる氷晶・・・底面を水平にした安定姿勢が ややランダムになる。 |
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高積雲の波状雲 9:46 南 24mm |
高積雲の巨大 レンズ雲(つるし雲) 14:36 西南西 31mm |
幻日 ハロ 15:35 24mm 高積雲のレンズ雲 の上部から 繋がる巻層雲 |
幻日 (太陽の左側) 15:36 75mm |
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環天頂アーク 幻日 ハロ タンジェントアーク 15:40 14mm |
幻日 (太陽の左側) 15:41 102mm |
環天頂アーク 15:51 34mm |
太陽柱 16:02 70mmトリミング |
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17:13 西南西 24mm |
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地上(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁速報天気図を合成) | ||||