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「ハロの巻層雲→高層雲→雨の乱層雲」(桑名市) |
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ハロを伴う巻層雲から、高層雲、乱層雲となって雨が降りました。 この3つの雲にはいずれも「層」という漢字が使われていますが、 10種雲形にはもう一つ、層雲があって、4つの層状雲が存在します。 そのちがいは・・・・・ 上層・・・巻層雲(ハロは見られることがある、太陽で影ができる) 中層・・・高層雲(太陽がぼんやりと見える、影ができない) 下層・・・層雲 雨をもたらす・・・乱層雲 南岸低気圧の接近による天気変化パターンに見えますが、衛星画像 を見ると、南岸低気圧の北側にはバルジ(半円形中・上層雲域)が 不明瞭で、九州付近や日本海の低気圧も併せて複雑で大きな 中・上層雲域になっていて、これらを反映した空の変化でした。ほか、 衛星画像では上層で朝鮮半島を横切るCiストリークが見られており、 高層天気図のジェット気流軸にほぼ対応しています。また、中国・近畿 地方には上層雲の波状構造(トランスバースライン)も見られます。 地上からも、高層雲の薄い部分にこれらの雲が放射状雲となって 見えていたようです。(下、3枚目) この雨の後、明日は再び西高東低の冬型気圧配置になりそうです。 |
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22°ハロ 巻層雲 11:03 南 14mm |
高層雲 12:11 南 14mm |
高層雲 淡いハロも 13:04 南 14mm 上層の放射状の 巻雲もうっすら。 |
乱層雲 降雨あり 17:13 南南東 30mm 工場起源の雲が 乱層雲底を 厚くしている。 |
地上(高知大学気象情報頁赤外画像と気象庁速報天気図を合成) | |||