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「多度山を越えて来た雪雲」(桑名市) | |||
引き続いて、西高東低の冬型気圧配置ですが、昨日ほどの降雪はなく、 平野部には陽射しも多くあったものの風は強く、最高/最低は8.0/-0.2℃。 多度山麓(山の南東側)に雪の降水雲が発生して、みるみる南東方向へ 押し寄せてきました。サイドに回り込んで見ると、とても迫力ある降水雲。 この雲ですが、衛星画像で見ると、季節風の方向(西北西→東南東)に 生じている他の積雲列とは少し異なる方向(北北西→南南東)に延びて います。単なる積雲列ではなく、鈴鹿山脈や多度山系の地形の影響を 受けて、重力波による山岳波動の性質を帯びているようです。 今日からサムネイル画像のサイズを変更して大きくしました。 これまでどおり、サムネイルをクリックすると拡大画像が開きます。 |
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<↓画像をクリックして拡大↓> | |||
@ 鈴鹿山脈に沿う雪雲 6:54 西南西 16mmトリミング |
A 継続する積雲の列 15:11 東北東 14mm |
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B 多度山に雪の降水雲 15:22 北西 117mm |
C Bの雲が押し寄せて来る 15:31 北西 22mm |
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D 場所を変えてCの雲を撮影 雲の南西側に回り込んで北東を望む 15:43 北東 23mm |
E Dの雲のアップ 15:45 北東 30mmトリミング |
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タイムラプスムービー(60倍速) Aの雲 東北東 14mm |
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可視画像15時(高知大学気象情報頁より) ラインで示した雲のどちらか多度山を越えて来た雪雲。 雲域の長辺方向が他の積雲列とは異なる向きを持っています。 |
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地上(高知大学気象情報頁赤外画像と気象庁速報天気図を合成) |
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