4月の野鳥カレンダーへ    
 2022年 4月14日 (木)
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「雨中の カワセミ」(桑名市)
 停滞前線によって雨が降り続く天気。
雨の中でのカワセミの活動を、2つのポイントで撮影できました。
水中に飛び込んだ時だけでなく、ずっと雨に打たれて体が濡れており、
羽の色がしっとりとした鮮やかさ。翼の先端部は無色透明であることも
わかります。水滴を降り飛ばす動きも頻繁に行い、体の周囲の水滴が
なかなかきれいです。雨が強まって暗くなるとややコントラストが低下。
前半のような、ある程度の明るさのもとで、雨中のカワセミは映えます。

雨中の撮影ということで、「カメラのかっぱ」を使用。カメラボディとレンズ
の可動部(ピントリング)に雨が当たらないようにして、雨風が強まると
傘も併用しました。驟雨になるとさすがに自分の体が濡れてしまって、
長時間撮影はしませんでした。それでも雨の中でもカワセミはしっかり
活動しており、独特の美しさや仕草も見られることがわかりました。

    <↓画像をクリックして拡大↓>
 共通データ  NikonZfc AiED500mmf/4P 換算750mm
カワセミ♂
f4 1/4000秒 ISO6400
緑色の前ボケの中を
飛び立つカワセミ。
f4 1/4000秒 ISO6400
押し下げた翼の美しい瞬間。
f4 1/4000秒 ISO2800
降りしきる雨で濡れた頭部を
振り回すスタイルで水滴を飛ばす。
魚を獲った後にもよく行う仕草。
f4 1/4000秒 ISO2800
翼を押し下げて飛び立つ。
f4 1/4000秒 ISO2800
翼の動きが2ストローク目に入るところ。
f4 1/4000秒 ISO9000
頭部をねじるスタイルで水滴を
飛ばす。このパターンは少ない。
少し翼を開き気味にすることで、
回転方向の体の慣性モーメントを
高め、頭部をねじりやすくしている。
水中に飛び込むのと降りしきる雨で
かなり体が濡れている。
f4 1/4000秒 ISO9000
左へねじるように飛び立つ。
f4 1/4000秒 ISO9000
滑空状態。
この流線形の姿勢が継続する。