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「人為起源の積雲/蜂の巣状雲」(桑名市) | |||
梅雨入り以降、南岸に停滞前線が付いたままだが、今日は降水の ポテンシャルが小さい領域で、終日、曇り空。上層・中層・下層の 雲が混在している状況で、少しハロが見える時間帯もありました。 湿度の高い一日でしたが、上空100mくらいに湿潤層があるようで、 工場の煙突から出る煙がいったん消えた後、大きな積雲に発達。 WMO(世界気象機関))新分類の「人為起源雲」に相当します。 三重県北部は工業地帯が多く、人為起源雲の宝庫(?)。 この発生のパターンはとても興味深いもので、夏休みの 自由研究テーマに良いかも。かつて昭和時代に常識語だった 「スモッグ(Smog)」や公害の調べ学習と合わせておすすめです。 |
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淡い22°ハロ 15:11 24mm 太陽にやや光環 このあとハロは少し濃くなった。 |
人為起源の積雲 (新・雲のカタログp.132参照) 17:18 南 70mm 下の工場の排煙から発生。 いったん煙が消えてから 湿潤層で再発達している。 |
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人為起源の積雲 17:43 南南西 27mm 右上写真の雲が発達して移流。 |
層積雲の蜂の巣状雲 (新・雲のカタログp.98参照) 18:21 南東 14mm 顕著ではないが、蜂の巣状雲。 |
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地上(高知大学気象情報頁赤外画像と気象庁速報天気図を合成) | |||
目前通過のコシアカツバメ 本日の野鳥ページへ | |||