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「梅雨明け猛暑日、積乱雲・虹・幻日」(桑名市) | |||
関東甲信、東海、九州南部で梅雨明けの発表。 わずか13日間の梅雨、とニュースで話題に。 このサイトのひまわり天気図を追いかけていくと よくわかるが、実質の梅雨明けは6月23日頃。 これまた実質で約10日間の梅雨ということに。 ただし、5月12日頃から数日間、梅雨前線が本州に かかって活動していたので、そこからみると長かった 梅雨ともいえそう。 最高気温(桑名)は35.2℃の猛暑日。関東の内陸部では 軒並み40℃近い地点が並び、電力問題が心配・・・。 夕方、桑名から北東・西・南に積乱雲が見えて、このうち 南のものは下層雲に邪魔されて姿がよくわからなかったが、 西と北東のものを中心に観察・撮影。 北東の積乱雲は、衛星画像でみると、北アルプス方面の もののよう。最盛期すぎのころに下層雲が消えて全貌が 見えるようになり、南方に流れるかなとこ雲がみごと。 1回だけ、雷光も目撃! 西方の積乱雲には、鈴鹿山脈の山麓にみごとな降水雲。 梅雨明けのニュースは帰宅してから見たけれど、積乱雲を 観察しながら、「これは絶対、梅雨明けの空だよなあ・・・」と 考えていたのは一応正解でした。 明日以降も暑さがつづきそう。小さな水筒1本では1時間が 空観察の限度。2本くらい必要みたいです。 |
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積雲の雄大雲 16:19 東北東 122mm 登場に発達するものが多かった。 |
積雲のずきん雲 16:30 東北東 300mm 複数のずきん雲が連結している。 |
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積雲のずきん雲 16:31 東北東 300mm あっというまに積雲の対流に 飲み込まれていく。 |
積乱雲の降水雲 16:36 西 14mm 雷鳴あり、中電サイトにも発雷有り。 |
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積乱雲の降水雲 16:36 西 22mm 降水雲が放射状に見えるのは 薄明光線(光芒)による。 |
虹 17:19 南東 70mm 淡い虹がかかり、そこに降水の あることがわかる。 |
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不安定波雲 17:49 南東 39mm 巻雲の濃密雲に KH不安定波。 |
積乱雲 17:57 北東 64mm よく見る中部山岳の積乱雲より 雲底が低い。衛星画像で見ると 北アルプス方面のもののようだ。 かなり遠方ながら、夕方のサイド 光で明瞭になった。 雷光も見えた! |
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遠方の積乱雲と塔状の積雲 17:59 北東 48mm |
ムービー 「積乱雲とレンズ雲」」 南にのびるかなとこ雲に注目。 レンズ雲の群れも美しい。 |
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幻日 17:58 西 70mm 積乱雲起源の巻層雲に。 |
幻日 18:01 西 200mm 北東の積乱雲の撮影と並行、忙しい。 |
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積乱雲のかなとこ雲 18:16 北東 34mm 積乱雲本体は衰退に向かう。 かなとこ雲は南へ成長。 |
塔状の積雲 18:21 東北東 75mm 近傍の積雲があいかわらず 塔状に立ち上がる。 |
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レンズ雲の群れ 18:21 北北東 36mm わずかに東方へ移動するが ほぼ位置を変えない、レンズ雲。 ムービーで動きがよくわかる。 |
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可視画像17時(高知大学気象情報頁) 北東(北アルプス方面)の積乱雲、西方の積乱雲を撮影。 三重県南部の積乱雲は近傍の下層雲に隠されていた。 |
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地上(高知大学気象情報頁赤外画像と気象庁速報天気図を合成) | |||
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