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 2022年 7月13日 (水)
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「環天頂アーク」(桑名市)
 
日中はおびただしい数の積雲の空。

夕方に巻雲、巻層雲がやってきて、
上部タンジェントアーク幻日環天頂アーク
淡く22°ハロも。

特に顕著で鮮やかに輝いたのが環天頂アーク。
巻層雲中の氷晶に六角平板結晶が多く分布し、その
90°面のプリズム効果による色分散の現象。
「さかさ虹」とも呼ばれます。

私の観察統計では、10年間で81回の出現頻度。
普通の虹よりも多く出現しますが、天頂付近の
現象なので、ふつうに過ごしていると見逃します。
夕方の西の空であれば、幻日が見えたあとに
天頂付近に注目するとよいかも。
どちらも六角平板の氷晶による現象だからです。

 
    <↓画像をクリックして拡大↓>
 積雲(並雲)
11:45 北東 35mm
巻層雲・上部タンジェントアーク
 17:06 北北西 14mm

   
巻層雲・幻日
17:07 北西 30mm
 環天頂アーク
17:29 48mm
環天頂アーク
17:31 48mm
環天頂アーク
17:32 35mm
環天頂アーク
17:33 24mm
淡いハロも。
地上(高知大学気象情報頁赤外画像と気象庁速報天気図を合成)
 
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