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 2022年 7月30日 (土)
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「みずがめ座δ南流星群・やぎ座流星群」(桑名市)
 
表題の流星群が極大近くで活動。
放射点は複雑な構造を持つ。
南からの下層雲が広く覆ってくる時間が多く、撮影できた
流星数は少な目ながら、両流星群の確実な活動を確認。

出現状況
(左から) δAqr αCap Spo
00h40m-01h00m 5 2 4 (雲量4)
01h00m-02h00m 1 1 8 (雲量5)
02h00m-03h00m 3 1 6 (雲量4)
03h00m-04h00m 1 0 5 (雲量6)

以下にピックアップしたのは、
同時に出現した、みずがめδ南群の2流星、
末端増光を見せた、やぎα群流星とそのムービー、
および、全流星35個の連続ムービー。

気象状況は、九州付近にあった台風5号が北西へ進み、
台風に向かう縁辺流が紀伊半島付近まであって、
三重県も蒸し暑い気流に飲まれている感じでした。
かなとこ雲起源と思われる巻層雲に22°ハロも。

 
    <↓画像をクリックして拡大↓>
みずがめ座δ南流星群
7月30日00時49分20秒
同時に2個の群流星が出現

やぎ座α流星群
7月30日02時41分35秒
性状は末端増光で、やぎ群っぽい。
 
   
流星のムービー
7月30日02時41分35秒
(右上の流星)

 
全流星のムービー(35個)
00時40分〜4時

 
22°ハロ
17:20 西北西 24mm
かなとこ雲の広がった巻層雲。

地上(高知大学気象情報頁赤外画像と気象庁速報天気図を合成)