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「南の虹/雷雨後の収束性の雲/遠雷」(桑名市) | |||
山形県の大雨は、新潟県や石川県などにも。 多くの河川が氾濫し、たいへんな災害となったようです。 天気図の停滞前線の形状は、台風から変わった熱帯低気圧に 伴う小さな気団が押し込んでいるために膨らんでおり、 その大量の水蒸気と前線がこの大雨の原因。 今日の日中は、広い範囲で雷雨となり、北陸から東海に向けて 流入する気流で、三重県も各地で断続的に雷雨となりました。 今日の雷雨で印象的だったのは、びっくりするほど冷たい北風。 昨日38.9℃を記録した桑名も最高気温は31.5℃。 この風は、伊勢湾に入ったあたりで収束性の下層雲を生じました。 日没の頃、ほとんど南といえる方位の空に短い赤虹。 赤色が内側になっているので、これは副虹(主虹は現れず)。 この時、太陽の方位角は111°で、対日点の方位は291°。 これに副虹の半径51°を足して、方位角は約342°。 見えていた方位と一致します。 日没後も伊勢湾方面に雷鳴の聞こえない遠雷が継続。 家族で眺めながらの夕食となりました。 |
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雷雨後、収束性の雲(層雲or積雲) 14:42 南南東 42mm 冷たい北風が強く吹いて発生。 |
収束性の雲(層積雲) 15:45 南南東 38mm 雷雨後に何度も冷たい北風。 |
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はじける乳房雲 16:10 東(中天) 24mm |
雷雨 18:01 南東 24mm |
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副虹の赤虹 18:48 南南東 70mm 遠方、南に近い方位に出現。 主虹は見えず。 太陽の方位角は111°で、 副虹の方位角は約342°となる。 こんなに南に近い方位で単独で 見える虹を見るのは初めてかも。 夏至の頃ならもっと南になる。 |
夕焼けの中、遠雷 18:52 南南東 47mm 左端の小さな別の雷を合成。 |
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地上(高知大学気象情報頁赤外画像と気象庁速報天気図を合成) | |||