８月のカレンダーへ
前日へ			翌日へ
「人為起源の積雲／日没前の高積雲」（桑名市）
北東方向にはまだ雄大雲の残る空で、巻積雲や高積雲が登場。 夏と秋がせめぎあっているような気もします。 午後、小さな積雲がぽつり。 工場の煙突からの水蒸気がつくっている積雲だなあ、と思いながら、 ときどき見ていたところ、何時間もずっと同じ場所にだけ存在。 一定高度で水蒸気の凝結が始まることと、下層の風の状態がずっと 変わらないという２つの条件が継続していたため。 せっかくの条件なので、15分間のタイムラプスムービーも撮影。 日没前の南西の空には、深みを増した青空を背景に、サイド光を 受けた高積雲が急激に白く輝きました。とてもきれい！
＜↓画像をクリックして拡大↓＞
層積雲  11:02　南東　24mm 蒸し暑く、どんよりとした空。		高積雲  13:12　東南東　24mm 昼頃から青空に高積雲。
高積雲  17:33　西　36mm 夕方にも地形性の高積雲。		高積雲 18:18　南西　24mm 日没前、美しく輝く。 層積雲は影になっている。
人為起源の積雲 17:34　南東　61mm 工場煙突からの水蒸気が 一定高度に達して凝結。		タイムラプスムービー 「人為起源の積雲」 17:35〜17:50（15分間）　60倍速 同じ場所で発生し続けている。
地上（高知大学気象情報頁赤外画像と気象庁速報天気図を合成）