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「空の パステルカラー - 彩雲 -」(桑名市) | |||
彩雲は、太陽近傍の薄い雲に生じ、雲粒(氷晶・水滴)が太陽光を 散乱することで発生します。太陽からの離角と雲粒のサイズでどの 色になるかが決まり、雲の状態が一様であれば太陽をとりまくリング 状の光環になり、今日のように一様で無い場合に色が複雑に分布 した彩雲になります。単色光が目に届くのでなく、少し波長の幅を もって色がかさなるため、パステル調の色合いになります。 個人的に好きなのは、緑色の雲。かなりきれいです。 彩雲の観察は、太陽の光がまぶしいので、樹木や建物で太陽を 遮蔽して観察するのが最も安全で見やすいといえます。 また、観察のコツをつかんで、ふだんから注目していると、 かなり頻繁に見られる現象。今日は500mmレンズを使って 最も色の鮮やかな領域を切り取る形で撮影しました。 |
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6:18 西 34mm 鈴鹿山脈沿いの動かぬ長い雲 |
15:41 西南西 500mm 彩雲。太陽の右上。 特に緑色が美しい。 |
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15:42 西南西 500mm 望遠で切り取っているが、 異世界に吸い込まれそうな雲。 |
16:11 南南西 39mm つるし雲。 |
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地上(高知大学気象情報頁赤外画像と気象庁速報天気図を合成) | |||
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