11月の野鳥カレンダーへ    
 2022年 11月20日 (日)
前日へ     翌日へ 
「日没直前に魅せる美 - カワセミ -」(桑名市)
 
 
午後にまったく姿をあらわさなかったカワセミ(オス)
16時をまわって雨が降り出した暗さのなかでようやく登場。

かなりの勢いで魚を捕獲していたが、動きを撮るにはすでに暗すぎ。
そのかわり、思い切り接近して低速SSで撮影した姿はとても綺麗。

太陽光がまったくささない曇り空のもと、角度のちがいで
緑色を帯びたり、真っ青に見えたりするのが素晴らしい。
空の光と池の水面からの光を受けて構造色ならではの
特徴が出ているとしか言えないのが悔しいところです。

スリット分光器を使って、スペクトル(光の波長分布)
だけはいちど調べておきたいものだと思いました。
撮影方法を考えてみたいと思います。

    <↓画像をクリックして拡大↓>
 共通データ: NikonZ9 500mmf/5.6
カワセミ(オス)
f9.5 1/6秒 ISO720 1.7倍テレコン
レンズの最短撮影距離。
DXではおさまらない近さ。
斜め上方からの撮影。
f9.5 1/6秒 ISO800 1.7倍テレコン
パイプに刻まれた筋は
ひと目盛りあたり4.1mm。
(半端なので、本当は4.0mmかも)
昨日の写真とあわせて、カワセミの
各部分の身体測定ができそう。
f9.5 1/6秒 ISO200 1.7倍テレコン
目に空が大きく映り込む。
f5.6 1/750秒 ISO22800
動きを撮るには暗すぎ。
魚の目に注目。
f9.5 1/6秒 ISO900 1.7倍テレコン
緑がかって見える角度。
f9.5 1/6秒 ISO1250 1.7倍テレコン
DXでほぼノートリミング。
背面からは真っ青に見える。
モズ
f5.6 1/125秒 ISO180
キセキレイ
f5.6 1/125秒 ISO560