11月の野鳥カレンダーへ    
 2022年 11月22日 (火)
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「大きく広げた翼 - カワセミ -」(桑名市)
 
 
 
 
飛び立つカワセミ(オス)の羽ばたき、第2ストロークと第3ストロークの
翼を水平に広げた瞬間の写真(上の2枚)です。
第1ストロークはシャッターボタンを押すのが遅れて写せていません。

翼を上から下へ動かして水平に広げた瞬間(位相180度)に翼の先端の
速度が最大になるようで、これを止められるシャッター速度が1/4000秒です。

そのほか、カワセミの留まるお気に入りポイントが少し変化してきて、
かなりごちゃごちゃとした場所が増えてきました。
カワセミの手前にも後ろにも枯れた枝葉などがあるのですが、
上の3枚目・4枚目は、運よく美しい前ボケと後ボケになりました。

    <↓画像をクリックして拡大↓>
 共通データ: NikonZ9 500mmf/5.6
f11 1/10秒 ISO560 1.7倍テレコン
昼前、本拠地付近の奥まった
場所でわずかに姿を見せた
カワセミ(オス)。
f11 1/10秒 ISO800 1.7倍テレコン
ときどき水面に飛び込んで
餌を獲ったり獲らなかったり。
飛ぶたびに異なる場所に戻り、こちらも
その都度、姿の見える場所へ移動。
f11 1/10秒 ISO900 1.7倍テレコン f11 1/30秒 ISO200 1.7倍テレコン
午後、開けた場所へ飛び出してきた。
最初にやってくるのがたいていこの場所。
ただしこの付近に人が多いと、警戒して
まったく出てこないときもある。
f5.6 1/180秒 ISO360
ここでエビを捕獲。開けた場所に
出てきてから獲ったのはエビ1匹のみ。
f5.6 1/4000秒 ISO8000
大きく移動する飛翔。最初に高さを
稼ぐとき、動き始めの移動量が
小さくて撮影しやすい。
これは第2ストローク。
f5.6 1/4000秒 ISO8000
こちらは第3ストローク。位相180度の
ときに翼先端は最速。
1/4000秒以上が必要。
f5.6 1/60秒 ISO320
肉眼では前景・背景に邪魔なものが
いっぱい。ただし、カワセミからの
距離が適度に離れていたので
美しい前ボケ・後ボケになった。
   
 f5.6 1/60秒 ISO320
くるりと向きを変えて背面を青色を
見せた。見飽きることのない美しさ。