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「層積雲の波状雲」(菰野町) | |||
昼前に、軸が西南西から東北東へ向いた高度1000mほどの波状雲。 衛星可視画像を見ると、この層積雲は鈴鹿山脈よりも東側だけ。 アメダスやウィンドプロファイラーのデータからは、下層は北の風、 高度1〜2kmでは南風、3km以上では西風、と顕著な風のシアーがあり、 これと鈴鹿山脈の存在がこの雲を生み出しているようです。 また、雲の末端にはつるし雲のような部分も見られます。 単純な波状雲ではなく、ロール雲の性質も帯びているようにも見えます。 うまく説明できませんが、迫力一杯のおもしろい雲でした。 午後になると層積雲の厚みが増し、 15時頃には乱層雲となって小雨が降り始めました。 |
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層積雲 10:20 南南東 36mm 桑名市 |
鈴鹿山脈で生じる層積雲 10:50 西南西 105mm |
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層積雲の波状雲 11:04 北東 14mm 下層は北の風、 高度1〜2kmでは南風、 3km以上では西風。 風のシアーが生んだ雲の造形。 |
層積雲の発生場所 11:04 西南西 15mm |
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雲底高度は約1000m。 11:07 北西 24mm 鈴鹿山脈と同程度の高さ。 |
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高知大学気象情報頁可視画像11時 | |||
地上(高知大学気象情報頁赤外画像と気象庁速報天気図を合成) | |||
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