12月の野鳥カレンダーへ    
 2022年 12月4日 (日)
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「翡翠(ひすい)色の翡翠(かわせみ)(桑名市)
 
 
 
 
 
 
 
午前にカワセミ(オス)を撮影。

カワセミの色合いはブルー寄りだったりグリーン寄りだったり、とても興味深い現象。

日本では古くは緑系の色もすべて「青」と呼んでいたし、漢字で書く「翡翠」の「翡」は
ブルー寄りのみどりで「翠」はグリーン寄りのみどりとも言われます。(諸説ありそう)
ともあれ、順光に近い直射日光でグリーン寄りになりやすい傾向がある構造色です。

今日は太陽光が当たる状況が多く、みごとな緑色のカワセミの姿をかなり見ました。
ホワイトバランスは太陽光に統一して比較できるようにしました。(露出のかけ方でも
色は変わってくるが・・・) また、水に濡れた時も濡れ具合で微妙に色が変化します。

このグリーン寄りの色は、人によって好き嫌いがあるようですが、自分はブルーも
グリーンもとても素晴らしいと思います。撮影しながら、太陽・カワセミ・自分の位置
関係や光の散乱の状態、水に濡れている度合いなどを確認して楽しんでいます。

    <↓画像をクリックして拡大↓>
 共通データ: NikonZ9 500mmf/5.6
f5.6 1/125秒 ISO180 f5.6 1/90秒 ISO200
f5.6 1/125秒 ISO320 f5.6 1/90秒 ISO220
 f5.6 1/4000秒 ISO4000
飛び込みのフェイントに引っかかったがいい瞬間。
 f5.6 1/4000秒 ISO1250
グリーンで飛翔。 
   
  f5.6 1/4000秒 ISO1250    f5.6 1/180秒 ISO400
半逆光。これを側面から見たらグリーンだと思う。 
   
  f5.6 1/4000秒 ISO9000
上の枝へ移動。 
f5.6 1/4000秒 ISO9000 
   
 f5.6 1/4000秒 ISO9000 f5.6 1/30秒 ISO80 
   
 f5.6 1/3000秒 ISO6400
飛び込み。
f5.6 1/3000秒 ISO6400
魚をキャッチして帰還の後ろ姿。 
   
 f5.6 1/3000秒 ISO6400
直後に向きを変えてくれた。
 f5.6 1/3000秒 ISO4000
飛び込むもからぶり。
f5.6 1/3000秒 ISO4000 f5.6 1/3000秒 ISO4000
今度は大きな魚をキャッチ。
 f5.6 1/3000秒 ISO4000
魚の骨を砕くことができる場所を考えて
飛翔している可能性がある。
f5.6 1/3000秒 ISO4000
暴れる魚が重たそう。ここから食べ終えるまでに
なんと2分10秒が経過した。 
   
 f5.6 1/3000秒 ISO4000 f5.6 1/3000秒 ISO4000 
   
 f5.6 1/3000秒 ISO4000 f5.6 1/3000秒 ISO4000 
   
 f5.6 1/180秒 ISO320
何度も魚を叩きつけて陽ねを砕く。
 f5.6 1/350秒 ISO1000
ようやくこのあと魚を頭からまる飲みする。
ここまでに2分10秒が経過。