12月の野鳥カレンダーへ    
 2022年 12月20日 (火)
前日へ     翌日へ 
「風切羽のエッジ/翡翠のウォータークラウン」(桑名市)
 
 
 
サクラの高い枝から水面へ向かう飛翔(写真1枚目)。
飛ぶ前は緑っぽかったカワセミですが、飛んでからは
初列・次列の風切がみごとな濃いブルーのグラデーションに。

上方の枝へと移動する飛翔(写真2枚目)は、落下や水平飛翔と
ちがって速度が小さく、ずっと追尾し続けることが可能。
60コマ/秒での撮影だが、次の機会には120コマ/秒で
翼の動きの解析ができるか、試してみたいと思います。

魚を獲るための飛び込みが何度かあったが、人工的な障害物が
水面にあるのには閉口させられます。写真3枚目は、障害物が
無い場所でのハンティング・シーン。ウォータークラウン(水の王冠)
がきれいにできて、カワセミの飛翔姿を引き立てています。

    <↓画像をクリックして拡大↓>
560mm f4 1/4000秒 ISO1400
飛ぶ前は緑色だったカワセミ。
左からの太陽光で、
広げた翼がブルーに変化。
560mm f4 1/4000秒 ISO1400
560mm f4 1/4000秒 ISO1400
いったん減速して、
みごとに姿勢を制御。
560mm f4 1/4000秒 ISO1400
翼の色がとても美しくなる角度。
560mm f4 1/6000秒 ISO1100
上昇するカワセミは速度が小さく
ずっと追尾することが可能。
560mm f4 1/250秒 ISO200
軽く枝カブリもまた良し。
濃いブルーの発色を見せる角度。
太陽は右側、半逆光気味。
560mm f4 1/250秒 ISO720
至近距離で覗き込むように撮影。
400mm f2.8 1/90秒 ISO220
久々のポイント。
   
560mm f4 1/4000秒 ISO10000
ウォータークラウン(水の王冠)が
美しい。水面に障害物が無い。
水に濡れた頭部がべったりとしている。