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 2022年 12月31日 (土)
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「ずきん雲/つるし雲」(桑名市)
 
 
 地上(高知大学気象情報頁赤外画像と気象庁速報天気図を合成)

高気圧が張り出してきて冬型気圧配置はすっかりと緩み、
穏やかな晴天の空に、きれぎれの積雲が浮かぶ空。

下層の上部では緩やかながら西風が卓越しており、鈴鹿山脈や
多度山系を越える気流がレンズ雲やつるし雲を作っていました。

夜も晴天で、北陸地方に弱い発雷の予報があってスプライトの
監視をしましたが、発雷もまったくなかった模様。流星も少なめ。

夜半近くには、自身では恒例の年越しのカノープスを観望。
今年もすっきりと見ることができました。
(詳細は1月1日のページに掲載します。)

 
    <↓画像をクリックして拡大↓>
太陽近傍に現れた彩雲
13:33  130mm
つるし雲
14:01 南南東 140mm
寿命はさほど長くない。 
   
 ずきん雲
14:20 南 165mm
積雲の上昇流で持ち上げられた
湿潤層が雲になったもの。
夏などのものとちがって、積雲の上昇は
弱く、気流も持ち上げられている
ようで、レンズ雲の性質も持つようだ。
鈴鹿山脈風下の雲
 16:35 西南西 14mm
同じ場所で次々と雲が生じていた
活動が終息気味になったころ。
多度山系風下のつるし雲
16:02 北 43mm
山地の標高は低く、雲も低い。
上層の雲とつながっている。
レンズ雲
16:25 南 70mm
日没の約30分前。
青空に細いレンズ雲が浮かぶ。
 
年越しのカノープス  詳細は1月1日のページに掲載
日周運動の右端が0時。

 
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