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 2023年 2月8日 (水)
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「山麓の降水と 冬の2時の低い虹」(菰野町)
 
 
やや西高東低の寒気が流入する気圧配置で、鈴鹿山脈の山麓では
しぐれる天気になって、日中に虹があらわれました。

虹(主虹)は対日点を中心とする半径42°の円形なので、太陽高度が
高いと地上に見られなくなるので、昼前後には虹が見られませんが
冬季は太陽の南中光度が低く、昼前後にも低い虹が見られます。

また、降水が雪の場合にも虹は現れないので、少し気温が高くなった
この2月の風物詩的な景色です。

    <↓画像をクリックして拡大↓>
山脈沿いの層積雲
10:18 西 45mm 桑名市
降水に虹
11:51 北 48mm 菰野町
降水の積雲とずきん雲
11:52 北東 75mm
低い虹
13:55 北北東 58mm
 虹
14:00 北北東 36mm
午後2時の虹
 山脈にかかる降水雲
14:01 西 39mm
地上(高知大学気象情報頁赤外画像と気象庁速報天気図を合成)