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「幻日 と 環天頂アーク」(桑名市) | |||
南岸低気圧は猛スピードで東進して、朝から快晴の青空。 午前、南方にかすかに巻層雲や巻雲が見え始めました。 昼頃には巻層雲が広がって来て、22°ハロが現れ、 午後には、幻日や環天頂アークが見られました。 幻日と環天頂アークは、ともにプレート状の六角氷晶に よってもたらされるため、太陽の右側で短時間の鮮やかな 幻日がみられたあとにその氷晶が天頂付近に移動し、 幻日に引き続いて短時間の環天頂アークが現れました。 なお、幻日は、太陽から同一地平高度の小円の離角で22° 離れた位置に現れるのに対して、22°ハロは大円の離角で 22°の半径を持ちます。このため、太陽高度が高めの時の 幻日はハロのやや外側に位置して、写真でも幻日の横に 淡いハロが見えています。幻日が見えたら天頂付近を見て 環天頂アークがないか探してみることをおすすめします。 また、夕方になる前にあらわれる幻日は、太陽光の短波長 (青色側)成分が失われておらず、赤から青色までそろった 鮮やかな色合いになることが多いといえます。 |
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<↓画像をクリックして拡大↓> | |||
南方の巻雲・巻層雲 11:10 南 75mm |
22°ハロ 12:17 24mm |
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幻日・22°ハロ 14:56 24mm |
幻日(太陽の左側) 14:56 75mm |
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幻日 15:03 24mm |
幻日(太陽の右側) 15:04 75mm |
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環天頂アーク 15:07 36mm 太陽の上方46° |
22°ハロ 15:12 24mm |
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地上(高知大学気象情報頁赤外画像と気象庁速報天気図を合成) | |||