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 2023年 2月28日 (火)
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「近づく 金星と木星」(桑名市)
 
今日で4日目の快晴。
大きな高気圧の領域がまだまだ日本を覆っています。

昨日に続いてほとんど雲の無い空。
日没直後、西方に巻層雲がありましたが、肉眼では気づかない淡さ。

その後、西の空では、一番星の金星が見え始め、続いて木星も。
毎日見ているため、この2つの惑星の間隔が日に日に近づいて
いるのがよくわかります(最接近は明後日の3月2日)。

夕焼けの赤色から青色のグラデーションが美しい18:15分頃、
金星と木星も目立ってきて、肉眼ではとてもきれいです。
(写真では、金星と木星が目立たない難しさがある)

夕焼けの赤が失われる18時30分頃、いわゆるブルーモーメントの
青く沈んだ空に、金星と木星が煌々と輝いてきます。
上の写真は、この18時30分のものです。

    <↓画像をクリックして拡大↓>
17:37 西 200mm
鎌が岳と御在所岳の間に陽が沈み、
肉眼ではわからないほどの
淡い巻層雲。 
18:15 西 58mm
赤から青のグラデーションが
美しい時間。金星と木星が
しっかりと輝いている。
18:30 西 58mm
低空の赤色が失われる頃、金星と
木星の輝きがきわだってくる。
これより後の時刻にはさらに
輝きを増すが、空の色は失われる。
この時刻が最も美しいと思う。
地上(高知大学気象情報頁赤外画像と気象庁速報天気図を合成)