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「18°ハロ、幻日環 ほか」(桑名市) 画像(上下とも)にポインターを置くと説明がロールーバーします。 |
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快晴の日の夕方、すぐには気づかないほど薄い巻層雲が広がってきたとき、 太陽の両側に明るい幻日(Parhelion)が輝き、 幻日環(Parhelic circle)を伴いました。 そして、やや淡い22°ハロの内側に18°ハロ(18°Circular halo)が 見られ、幻日の近く(時計の3時・9時位置)付近でやや明るく、 18°プレートアーク気味の時もありました。 18°ハロはかなりレアなハロです。 また、時計の0時の位置で22°ハロの外側にも何かハロっぽい 色づきがあるように見えましたが不明で、単なる雲かもしれません。 少し遅れて、太陽の上方46°の位置で環天頂アーク。 少しラテラルアークの光が混ざっているようです。 これらが消えた日没前の頃にはタンジェントアークと 淡い太陽柱も見られました。 これらのハロをもたらした氷晶は、日本海北部のジェット気流に 伴って生じた上層雲が南に薄く広がっていたもののようです。 |
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<↓画像をクリックして拡大↓> | |||
幻日・幻日環 17:18 42mm |
18°ハロ 22°ハロ 幻日 17:19 18mm |
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18°ハロ 22°ハロ 幻日 17:20 18mm |
環天頂アーク 17:25 28mm ラテラルアークがかさなっている。 |
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タンジェントアーク 太陽柱 18:50 42mm |
風枕の雲 16:34 西 240mm 鈴鹿山脈の滋賀県側から 漏れ出すような雲。 |
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地上(高知大学気象情報頁赤外画像と気象庁速報天気図を合成) | |||