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 2023年 7月30日 (日)
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「台風6号の上層縁辺発散流の巻雲」(桑名市)
 
 
 
 
今日も猛暑日でしたが、北上してきた台風6号の影響で空の様子は一変。
台風の中心部で上昇した気流は上層で時計回りに発散し、濃密な巻雲が
複雑に空を覆いました。氷晶でできている雲なので、22°ハロ、幻日、
タンジェントアークが見られ、濃密雲から落下する尾流雲や乳房雲がたくさん。

さらには、濃密雲から切離した小さな雲片が馬蹄形をして形状を継続。
おそらく上層の馬蹄雲で、1120mmの超望遠で撮影しました。

そして、一日のしめくくりは、期待通りの夕焼け。
オレンジ色からピンク色まで濃く鮮やかな色彩を継続。
暑さを忘れるすばらしい夕暮れとなりました。

    <↓画像をクリックして拡大↓>
22°ハロ
 15:40 西 24mm
 巻雲(濃密雲)
16:58 北東 14mm
   
 タンジェントアーク
16:58 西北西 14mm
積乱雲
17:24 西南西 120mm 
   
 上層の馬蹄雲
17:58 東北東 1120mm
巻雲の乳房雲
 17:59 北北東 200mm
   
 幻日(太陽の右側)
18:05 155mm
幻日(太陽の左側)
18:10 102mm 
雄大雲の残骸に乳房雲
19:01 北西 82mm
巻雲の夕焼け
19:07 北西 14mm
巻雲の夕焼け
19:14 北北西 14mm
巻雲の夕焼け
19:17 西北西 55mm
地上(高知大学気象情報頁赤外画像と気象庁速報天気図を合成)