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「鮮烈! 反薄明光線」(桑名市) | |||
快晴ながら涼しい風が吹いて最高気温(桑名)は33.6℃。 きびしい残暑ではあるものの、風通しの良い陰にさえ 居れば、さわやかな秋の気配を感じることができます。 遠方に積乱雲が発生しては消滅しているのは暑さの名残り。 9月上旬のありふれた空風景かなと思っていたところが、 日没後に劇的な空になりました! 東南東の地平線を収束点として、かつて見た中で一番かと 思えるような「反薄明光線」が現れたのです! 光源はもちろん太陽で、遠方の積乱雲などで生じた光芒 (薄明光線)が頭上を通り越して東方の空にまで続いて いるものです。太陽からの平行光線が太陽方向では遠近法で 放射状に広がる光線は、東方では同じく遠近法で収束します。 大気中のエアロゾルに生じるティンダル現象でもあります。 どの地域の積乱雲が原因になっているのだろうかと、 衛星可視画像(下記参照)を調べてみると、どうやら 山陰地方日本海〜隠岐島方面の積乱雲が原因のようです。 |
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<↓画像をクリックして拡大↓> | |||
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積乱雲 16:18 北北東 200mm |
積乱雲 16:18 北北西130mm |
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積乱雲 16:41 西北西 102mm |
積乱雲 16:41 北北西 135mm |
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積乱雲 17:51 南西 92mm |
反薄明光線 18:27 東南東 14mm |
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薄明光線〜反薄明光線 18:28 北14mm |
薄明光線 18:28 北西 14mm |
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地上(高知大学気象情報頁赤外画像と気象庁速報天気図を合成) | |||
高知大学気象情報頁可視画像 18時 | |||
高知大学気象情報頁可視画像 18時 隠岐島方面の積乱雲が反薄明光線を作ったと思われる。 |
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