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「積層構造のずきん雲/反薄明光線の変化」(桑名市) | |||
秋雨前線の南側に位置して晴天、強い日射で遠方にちらほらと積乱雲。 桑名での最高気温は昨日が34.8℃、今日が35.0℃と猛暑です。 夕方、北北東の積乱雲が発達するときに、美しい5層のずきん雲。 最初にいちばん上の層が生まれ始め、雲頂の上昇とともに次々と発生。 持ち上げられた湿潤層が雲になる現象ですが、高度による湿度分布のムラ、 もしくは上昇する速度に脈動のあることが示唆されます。 日没後、鈴鹿山脈からわずかに雲頂を見せていた積乱雲ですが、 これはかなり遠方の、おそらく山陰方面のものだと思われます。 そして、この積乱雲がシルエットとなってコントラストの強い薄明光線、 さらには東の空に反薄明光線があらわれました。日没後の太陽の動きと 積乱雲の変化によって反薄明光線が変化する様子をムービーで撮影。 ぜひ下をご覧ください。 |
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<↓画像をクリックして拡大↓> | |||
積乱雲の ずきん雲 17:26 北北東 800mm 5層の構造をもつ。 |
積乱雲の ずきん雲 17:26 北北東 800mm 右から十数秒後。 |
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積乱雲 17:49 北北東 130mm |
遠方の積乱雲 17:49 西 200mm 山陰方面のもの。 |
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薄明光線 17:55 西 14mm |
反薄明光線 17:56 東 14mm |
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反薄明光線 17:59 東 14mm |
反薄明光線の変化 (タイムラプスムービー120倍速) 18:03〜 東 14mm |
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地上(高知大学気象情報頁赤外画像と気象庁速報天気図を合成) | |||
高知大学気象情報頁可視画像 18時 | |||