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2008年 4月2日 (水)

「はじける巻雲/東の空に反薄明光線/逆光に輝くかなとこ雲」 
(津市 15:43/18:43/18:25)

 
     朝、三重県北部では南東風が低く大きく(見える)積雲を作っていました。
     津市ではその雲が詰まってしまったかのような濃い層雲。経が峰の麓まで隠れています。
     今日も活発な対流雲があちこちにできている一方で、昼頃からみごとな巻雲が広がってきました。
     午後に津市にかぶさってきた濃密巻雲とその周辺の巻雲はひまわり可視画像でもとらえられています。
     日没直後の西空には、神秘的な薄明光線。そして、振り返ると東の空に鮮明な反薄明光線。
     実はこれらはつながっていて、実際には平行な光線が作る陰影。
     遠近法によって、西の空で平行光線が放射状に見られ、東の空にはそれが収束してやはり
     放射状に見えるのです。対角線魚眼レンズで両方をとらえた写真もご覧ください。
     また、積乱雲のなごりのかなとこ雲らしき雲もいくつか見えていました。
     
    
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鈴鹿市 7:48 低い積雲
南東風により生じている
津市 8:03 層雲
経が峰の麓も見えない
津市 12:36 東 巻雲 12:38 北北西 
積雲と巻雲
津市 15:41 美しい巻雲 かぎ状雲が印象的
15:43 Fisheye
左が東
15:43 Fisheye
東の空
 
15:45 北の空に
巻積雲の尾流雲
15:46 北東 雄大積雲
このエリアに夕方、Cb
15:49 巻積雲の尾流雲  18:25 西の空
逆光に輝くかなとこ雲
18:33 西 Fisheye
薄明光線
18:34 東 Fisheye
反薄明光線
18:36 Fisheye 右下が西
左上が東
薄明光線=反薄明光線
18:50 西 かなとこ雲

気象庁・東京大・高知大提供のひまわり可視画像 16時 津市で見られた濃密巻雲とその周辺の巻雲が写っている
(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)

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