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 2024年 12月20日 (金)
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「終日、冬の巻層雲」(桑名市)
 
 
 地上(高知大学気象情報頁赤外画像と気象庁速報天気図を合成)

冬には頻度の少ない巻層雲が、終日、空を覆いました。

巻層雲の最も多いのは春で、温帯低気圧の温暖前線の前面に分布。
次に多いのは秋で、春よりも少な目。夏は積乱雲の上層発散で生じた
巻層雲がしばしば。また、梅雨や秋雨の時期は、梅雨前線の雲域の
北縁に分布する巻層雲が以外に頻繁にあらわれます。

今日は高速移動してきた高気圧の中心付近に覆われましたが、
日本海を中心に広がった巻層雲に終日覆われていました。
朝の幻日から始まって、22°ハロ、タンジェントアーク、
幻日が何度もあらわれて、淡い環天頂アークも見られるなど、
ひととおりの大気光学現象を楽しむことができました。

巻層雲の少ない冬ではありますが、強烈な幻日(2007年12月10日)、
すばらしいマルチディスプレイ・ハロ(2007年1月4日、2021年1月11日)
など、印象深い現象を見せてくれた巻層雲も多くあります。

    <↓画像をクリックして拡大↓>
幻日
8:08 70mm
22°ハロ 幻日 タンジェントアーク
10:21 16mm
環天頂アークも
13:33 14mm
22°ハロ 幻日 タンジェントアーク
15:35 24mm
 16:54 西南西 70mm 16:54 南西 33mm