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 2025年 1月8日 (水)
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「寒気流入とともに 馬蹄雲あらわる」(桑名市)

天気図を見ると、千島近海から千島の東にかけて発達しきった低気圧が
集まっており、いわゆる「低気圧の墓場」になっています。なかでも樺太
方面には中心気圧966hPaの前線を失った切離低気圧が存在しています。
昨夜は寒気流入があり、北陸方面でも雷の活動の光は三重県北部から
散見されました(スプライトはとらえられず)。

朝起きてみると、きれいに広がった透明度の高い青空の中で、鈴鹿山脈
風下の山麓にみごとな造形の長い雲! この地域特有のつるし雲です。

夕方には再び寒気の流入が強まって、眼前を豪快な降水雲が通過。
今日も下層雲は西から東へと流れていました。(等圧線が寝ているため)

日没後、そんな下層雲がシルエットに変わっていったころ、ちぎれた雲のなか
に「馬蹄雲」っぽい形状の雲を発見! カメラを撮り出して望遠レンズに交換し
て撮影したのが下の6番目の写真で、このときはこのまま崩れて消えていくの
かも、と思っていましたが、実際にはこのあと環状の軸がしっかりと明瞭化し、
しばらく継続しました。完成した馬蹄雲の継続時間は数分間と意外に長めで
あることが多いようで、むしろ、ずきん雲などに比べると長持ちと言えます。

 
 
    <↓画像をクリックして拡大↓>
 鈴鹿山脈の山麓に長いつるし雲
8:25 西 17mm
8:33 西 116mm
長く継続したが昼前には消滅。 
   
眼前を通過する降水雲
15:46 南西 30mm 
かすかに太陽を透かす濃密な降水雲
15:51 南西 44mm
   
 今日も積雲・層積雲は西から
16:45 西 24mm
馬蹄雲(初期)
17:00 西南西 200mm 
馬蹄雲(最も明瞭になった時)
17:01 西南西 300mm
地上(高知大学気象情報頁赤外画像と気象庁速報天気図を合成)
 
 15時 速報天気図