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 2025年 10月20日 (月)
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「層積雲の尾流雲に過剰虹/層積雲の夕焼け」(桑名市)
 
 
 
今日も南岸に前線が停滞。寒気が入り始めていて、夕方、わずかながら
降水をもたらす層積雲が全天に広がりました。西方は晴れていて、日没
前の太陽光が層積雲からの尾流雲(降水粒子)にあたって、虹が出現!
この虹は陽光が弱くてけっして明るくないものの、顕著な過剰虹でした。

過剰虹は干渉虹ともいい、水滴内の太陽光線で各波長(色)が
極大になるデカルトの光線のわずかに周囲にあって同じ色の
2つの平行光線が干渉を起こすことで生じます。干渉縞の間隔
は水滴が小さいほど広くなるために顕著な過剰虹になります。

今日の降水は地上にはごくわずかで、層積雲の雲底付近に
存在していた小さな水滴が、この顕著な過剰虹をもたらした
ようです。写真を見ると、1次・2次・3次の干渉縞が見えています。

そして、日没後は西方からわずかに届いた太陽光線によって
層積雲の雲底の起伏を映し出したみごとな夕焼けになりました。

    <↓画像をクリックして拡大↓>
高積雲
9:24 南東 24mm
層積雲の尾流雲
16:36 北北西 45mm
層積雲の下から太陽光
16:53 西南西 38mm
過剰虹
16:56 北東 70mm
地上の降水はごくわずか。
層積雲の雲低付近の降水粒子が
サイズが小さい球形で生じている。
主虹
16:57 東北東 23mm 
過剰虹
16:57 東南東 24mm 
   
 層積雲の尾流雲に虹
17:02 北東 70mm
こういう短い虹があちこちで出現。
層積雲の夕焼け
17:18 西南西 34mm 
   
地上(高知大学気象情報頁赤外画像と気象庁速報天気図を合成)